単語が覚えられないなら口を動かそう

 単語が覚えられないという話をよく聞きますが、そういう人たちが何をしているかというと、単語のリストをずっと眺めていることがほとんどです。

 

 あと、ノートに10回ずつ書くとか「自分ルール」を決めてノートに書いているところもよく見かけます。

 

で、覚えられないという。それは刺激がないから。

 

 脳というのは刺激に対して反応する器官です。人は多くの情報を視覚から得ています。

例えば人と話しているとき、相手に意識をしているつもりでも、背景というのは必ず存在しています。(周辺視野といいます)ということは、文字を追っているだけでもその周りの紙、机の散らばり具合、壁紙の汚れなどいろいろな情報が流れ込んできています。

 

正直なところ、何度も同じようなアルファベットの並びを見直していると、目が疲れてきませんか?注意力が散漫になり、気が付くと机に突っ伏して寝ている…なんてこともよくあります。

視覚のみで脳を覚醒させ続けるのは結構難しい。

 

そこで、視覚だけでなく聴覚の刺激を取り入れてみてはどうでしょう。

 

とどのつまり、音読です。

音読をすると、まず発音ができるようになります。

口が慣れるわけです。言えることは聞き取れます。自分で発しているわけですから。

実はリスニングの対策にもなっている。

 

そんなわけで、覚えられないとぼやく人はやり方を音読に変えてみましょう。

 

なんでこんなに音読を押すかというと、これで覚えられなかった人をほとんど見たことないからです。

 

まぁやり方にあるコツが必要なんですけどね。

 

そのコツが書いてある次の本をおススメします。 


百式英単語です。

 

聞いたことありませんか?西東社という出版社から出ています。

 

1日20分の音読を毎日続けるだけで覚えられるとあります。

 

九九のように英語・日本語・英語・日本語の順に唱えるだけです

 

騙されたと思って自分でも試してみたら、本当に覚えられたのでビックリ!

 

他の言語でもできるのか試してみようと思います。

 

 

 

この単語集があれば大体の大学受験まで対応できると思いますが、学校で配布された単語集の小テストなんかもあると思うので、1冊買ってやり方を読んで持っている英単語帳で試してみてはいかがでしょう。

 

1週間に100語覚えられるので、ターゲット1900なら19週で終わる…5か月でマスターできますね。

 

どうしても英単語が覚えられない!という子はぜひ試してみてください。