「個別指導」
なんと美しい響きでしょう。
個別にみていただける!
それなら集団授業より高くても仕方がないですね!
なんていうなら、このブログ必要ないですね。
個別指導にもメリットとデメリットがあります。
最終的に私がお世話になっていたのも個別指導だったので(成績が嘘みたいに伸びた)
あまりこけ下ろしたくはありません。
では個別指導塾のメリットはなんでしょうか。
個別指導型予備校のメリット・デメリット
個別指導型のメリットからいきましょう。
これはなんといっても「質問がしやすいこと」です。
終わりです。
これだけで成績は伸びます(した)。
私が当たった先生がよかったのかなぁ、それとも私の勉強スタイルに合っていたのか…
先日の集団授業型のデメリットはなんだったかというと
「質問できない」でした。
人が多いし先生はすぐいなくなるし…で個人に割く時間がないと。
一方の個別指導は生徒が少ないので、恥ずかしがらずに質問できます。
さてここで問題です。
「個別指導」と聞いて思い浮かべるものは何でしょうか。
保護者世代の方は、おそらく1対1の家庭教師的なものを思い浮かべるのではないでしょうか。
違います。今の主流は先生1人に生徒2人です。個別は個別ですよ。生徒の組み合わせも「高校1年生と中学2年生」の様に学年を変えたりしますし。
1:2ですと、一人当たり40分ですから、40分を細切れにして解説→問題演習→解説のように繰り返し行っていくことになります。
自分が昔アルバイトでやっていたからというのもありますが、先生の立場からすると結構きついです。40分40分でやるのは理屈上の話です。高学年になれば解説の量も増えますから。
そして、今ぽろっと言ってしまったように、講師は学生アルバイトです。
いろんな人がいます。熱心な先生に当たるか、いい加減な先生に当たるかはまさに運次第です。
ここは個別指導予備校のデメリットですね。プロがいないという。
教室の中にもプロはいます。教室長です。ただし、成績を上げるプロではなく、講習などを売るプロですが…
コストパフォーマンスからいうなら、1対1の個別指導>1対2の個別指導(地元の小さい塾)>家庭教師>その他大手の個別指導塾だと思います。
確かに1対1は高いですが、その分の見返りはあります。ただしこれらの予備校も通い方があります。
個別指導型予備校に向いている子とは
個別指導型予備校に向いている子の特徴は
① わからないこと、苦手分野がはっきりしている
この点は絶対に必要です。勉強したくていくわけですから。個別になる分費用も上がりますし、この教科の成績をこのぐらい伸ばしたい!という意思がないと無駄になってしまいます。
夏休みなどの講習も相当な量を進められますから、自分でできないところが分かっていないとただ適当に大衆向けの薄い教材をやらされるだけの無意味な授業にお金を払うことになります。
② 学校の勉強以外に家で宿題をこなせる
大学受験を目指す以上、学校の勉強ができていないのに、それ以上のことをこなそうなんて無理です。日々の予習復習以外に勉強するクセがない人は向いていないです。厳しい先生に指導してもらえればいいですが、今の子はそういう気概を持って塾に行く子は少ないでしょうね
参考にしてみてください。
※追記
松戸の事件があったのであえて取り上げますが、個別指導塾は生徒と先生の距離も近いのでいろいろ気を付けてください。プライベートに入り込もうとする大学生も一定数いることは事実です。連絡先渡すことは禁止されてますし、バレたら即クビなんですけどね。
大学生は楽しそうですからね。話に花が咲くのはわかるんですけど、きちんと線引きができるといいですね。
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