大学受験用の英単語帳と英検用の英単語帳を比較してみました。
ほとんどの高校では学校で単語帳が配られますが、英検用でわざわざ買う必要はあるのか検証してみます。
【ポイント】英単語はどの程度重複しているのか
大学受験用の有名なものとしてターゲット1900、英検用の単語集としてパス単(準2級・2級・準1級)を用意しました。
英検の難易度は
準2級(高校初級~中級程度)
2級(高校卒業程度)
準1級(大学中級程度)
となっています。
索引を参照してかぶっている単語にチェックをしていきます。
コチラはパス単準2級の索引(全部載せると大変なので最初の1ページで)
水色のマークがついているものはターゲット1900に載っているものです。
結構かぶっていますが、載っていない単語も多いですね。
例えばabroadなど、高校生なら知っておいてほしい単語ですね。
中学でも習うような単語はターゲット1900にはあえて載せていないのでしょう。
一方コチラはターゲット1900の索引です。
水色のチェックはパス単準2級、
紺色のチェックはパス単2級
黄緑色のチェックはパス単準1級
に掲載されている単語です。
これをみるとパス単準2級~準1級までやると、大体ターゲットの見出し語(太字の単語)は制覇できるようです。
パス単2級と準1級の単語はほとんどターゲットに掲載されていました。
個人的な感想を言うと、ターゲット1900に載っている単語は全て覚えなくても大学入試に対応することは可能です。
1500まで覚えておけば十分です。
結論➀春休み中に進めるならパス単準2級をやろう☞高校合格後~高1(6月の英検まで)
結論② ターゲット1900をもっているならパス単は不要
ターゲット1900は大学受験用ということもあり、「これくらいは知っておけよ」という単語は載っていません。
パス単準2級と比較してみたところ、ターゲットの言わんとする「これくらいは知っておけよ」という単語が多く掲載されていることがわかりました。
中学卒業~高校1年当たりまでに覚えておきたい単語が多いですね。
本屋でパス単準2級をめくってみて、知らない単語ばかりなら、まだまだ大学受験レベルではないということですね。基礎を怠って背伸びをしてもいいことはありませんから、英語の勉強をこれから始めるという人はこの1冊から始めた方がいいでしょう。
身についたかどうかはアプリでチェック!
スマホアプリで「でる順パス単」という840円のアプリがあります。
単語カードとランダムの実力テストが受けられます。これがあれば書籍がなくても大丈夫です。通学中にパパッとできるのでお勧めです。
単語帳を辞書代わりに使いたいのであれば紙の方がいいと思います。」
また、自分がどのくらいやったかが視覚的にわかりやすいし、テストできるのでオススメ!
テストする範囲を自分で選択できます
4択ではなく書き取りのテストもできます。