読みやすさ ★★☆☆☆
難易度 ★★★☆☆~★★★★★
ボリューム ★★☆☆☆
例題数 ★★☆☆☆
スタディサプリの関先生の長文問題集
スタディサプリの動画授業でおなじみ関正生(せきまさお)先生の長文問題集です。レベルは1から3までとなっていますが、レベル1でも国公立大学の問題を引用しているあたりなめてかかるとえらい目にあいます。
問題数は12で、別冊の問題に取り組んでから解説を読むという問題集。ただし講義形式ではなくあくまでも問題の解説に徹しています。
設問は選択式だけでなく要約も
いろんな大学の問題を引用しているので設問は英語だけであったり、要約もあったりと一筋縄ではいかないものの、前文において構文解釈がついているので復習しやすい。またMP3形式音源をダウンロードして音読できる(CDではない)
不正解の選択肢も解説つき
不正解の選択肢にも和訳がついており、なぜダメなのか書いてあります
音読用英文再掲は文字が小さめ
音読用についているのですが、少々文字は小さめ。
音読は大切なのですが面倒く下がりそうです。
ただ過去問の音読用音源はなかなかないのでしっかり取り組んでほしいところです。
基礎レベルはクリアしてから取り組みたい
完全に大学受験用の本なので定期試験対策にはなりません。構文解釈を一通り学んで問題演習したい子に向いています。
英語長文ポラリスを使う時期と使い方
【時期】
早ければ高2の夏休みから取り組めるでしょう。遅くとも高3の夏までにはシリーズを3周終わらせられるよう計画を立てましょう。
【取り組み方】
① 別冊問題集のタイトル付近にある演習時間の目安を参考に時間を計って解答します。3周やるつもりでノートや裏紙に解答するべきです。
② 時間が来たら解説を読んで、曖昧なまま解いた問題はチェックしましょう。この問題の出来不出来はそこまで重要ではありません。次にどうすれば解けるのか考えながら解説を読みましょう。
③ 次に英文の中で構文解析できなかったものをチェックしましょう。前からまとまりで読むためにどこをチェックするべきか見てください。
④ リスニング音源を聞きましょう。音声のスピードは受験生が入試本番で長文を読む理想のスピードになっています。
題を探してやってみましょう。
⑤ 慣れたら音読しましょう。1英文につき最低30回(本書p7参照のこと)です。1日5回くらいが目安のようです。