読みやすさ ★★★☆☆
難易度 ★★☆☆☆~★★★☆☆
ボリューム ★★★☆☆
長文数 ★★★★☆
「文脈主義」をコンセプトとする英単語集
英単語をそれぞれ覚えるのではなく、英文を読み込むうちに自然に頭に入れていく。そんな方針で作られています。
大学受験のコーナーではなく、おとな向けの語学コーナーに置いてあったりします。
このシリーズには
・速読速聴英単語Basic 2400
・速読速聴英単語Daily 1500
・速読速聴英単語Core 1900
・速読速聴英単語Opinion 1400
・速読速聴英単語Business 1200
・速読速聴英単語Advanced 1100
・速読速聴英単語TOEIC TEST STANDARD 1800
・速読速聴英単語TOEIC TEST GLOBAL 900
があります。
単語集というよりも長文集
こんな感じで見開き1ページに英文と和訳、そして単語集がついています。
大学受験用としてはBasic2400〜Core1900あたりまでが有用かと思います。
付属のCDで音声をガンガン聴きながら音読すると効果的です。
構文解釈はないのでやや上級者向き
速読速聴英単語のウリはとにかく長文を読みまくって英語に慣れること。
出題どうこうを考えずに内容を把握するようにしましょう。
詳しく和訳する必要がないので構文解釈はついていません。そういう意味では初心者は手を出さない方が無難でしょう。
英語に慣れるためには最適か
長文問題集を解くには筆記用具が必要ですが持ち運んで使えるサイズなので通勤・通学中に勉強するにはちょうどいいでしょう。
難しく考えずに様々なジャンルの英文を読みたい人にオススメです。
次に、各書籍のレベルについてです。
Basic2400は単語と長文のレベルはやや低いです。会話文が中心ですので付属のCDを使ってリスニング力強化を目指しましょう。
Daily1500から長文という感じが出てきます。メール形式、会話、文章など書き方のジャンルが様々です。Dailyの名の通り毎日読むのにピッタリです。
Core1900は長文の中に/(スラッシュ)がついています/ /間の英語は意味のまとまりとなっています。英検準1級対応とあって内容はやや難しいくらいです。
速読英単語との違いは文章量にあり
速読英単語は
入門編 42文
必修編 70文
上級編 50文
一方、速読速聴英単語は
Basic2400は62文
Daily1500は143文
Core1900は64文とShort passage157文が収録されています。
問題を気にせずたくさん長文を読んで慣れたいという人にオススメです。
速読速聴英単語を使う時期と使い方
速読速聴英単語を始めるとしたら中3〜高1で構わないでしょう。毎日少しずつやるのがポイントですので、高3の冬に初めてもちょっと手遅れでしょう。
使い方
①何も見ずにCDをきく
②日本語訳を見ずに英文を見てCDが今どこを読んでいるか確認しながら黙読する
③わからない単語を確認する。
④ ネイティブの真似をして1日最低10回音読する
習慣こそ実力養成への近道です。頑張ろう!
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