大学入試改革で導入される民間試験の代表格「英検」
高校生になったら6月に準2級をとっておきたいところです。
とはいっても、学校のカリキュラムに合わせていてはいつまでたっても文法事項を終わらせられないので、自分で勉強していく姿勢が必要です。英検にも賛否ありますが、身近に目標を立てて勉強することは大切なことです。
ここでは、英語が苦手な人が最速で英検準2級に合格するための方法を記していきます。
以前にもまとめましたが、また書いておきます。参考にしてください。
もちろん、課題をやったからといって受かるわけではありません。課題から何を学び、どう生かすかを意識して勉強してください。
【やること➀】中学~高校中級までの英単語の習得
英検の対策の半分は単語力です。知っているか、知らないかで成績が変わるからです。
1週間に100語ペースで6月までだと800語は覚えられますね。
英語の暗記法、英単語帳のまとめはコチラ
【やること②】おおまかな英文法の習得
中学の復習はもちろん、高校で新しく学ぶ英文法もあります。ただし、細かい文法まで知らなければ受からないということはありません。
高校英語の基礎(日栄社)が薄くてオススメです。
解説が左、問題が右になっているので、左ページを読んでからすぐに問題演習ができます。
かなりコンパクトにまとめているので、英語が苦手で文法事項を読んでも頭に入って来ないという子には、「安河内の新英語をはじめからていねいに➀②」がオススメです。
|
|
|
【やること③】英文読解の練習
英語が得意な子も苦手な子も過去問を一度解いてみましょう。英検の長文問題は大学入試と違いひっかけが少ないので、きちんと読めば高得点が期待できます。
苦手な子は「英検準2級 文単」などで読み慣れるといいですが、そもそも英文読解ができないという子は「超入門 英文解釈の技術60」の構文解釈を練習してみてください。なめてるのか?というくらい簡単なものからきっちり解説してありますので、英文をみて3分で寝る自信のある子にはおススメです。
|
|
【やること④】英作文の練習
英検準2級ライティング大特訓という教材をおススメします。60語のエッセイの書き方をていねいに解説してあります。
練習問題が豊富な点も良いでしょう。
エッセイではなく1文の英訳すら危ういという子には、どんどん話すための瞬間英作文トレーニングをおススメします。これは中学の英文法で即座に英語で話すためのトレーニング本ですが、頭の中で英作文回路を作るのにぴったりの教材です。付属のCDを聞きながら練習していきましょう。
また、CDを聞いて紙に文を書き写すディクテーションもリスニングの対策になりますよ。
|
|
【やること⑤】過去問を解く
もう当たり前すぎて書くかどうか迷ったレベルですが、やらずにいく子も多いので頑張って書きました。
英検受けるぞ!って思ったらまず時間をはかってやってみましょう!おそらく満足な点数は出ないはずです。でもそれは当たり前です。
一度やって合格まであとどの程度足りないのか分析しましょう。そのうえで足りないところを強化する。これは試験の鉄則です。
そして本番1週間前からはひたすら過去問を解き直しましょう。2回目3回目で100点取れないのは問題です。解き直しに時間をかけて、覚えていないところ、理解していないところはもう一度確認してください。
|