朝起きられないという子がいます。まぁほぼ生活習慣の乱れ(夜更かし)か疲労(運動部は特に)なんですが、まれに病気だったりします。本人はやりたいけど体が動かないという症状なので、周りの人からはさぼりだと思われてしまうようです。
そういうレアケースは仕方がないとして、普通に眠っているはずなのに、朝の寝起きが悪いとか、ぐっすり眠れていない場合、寝ている間に脳が酸欠になっているかもしれません。
特にアレルギー性鼻炎や花粉症で鼻詰まりの酷い子は引き起こしやすいです。因みに筆者もそうです。寝ている間に呼吸が何回か止まっていました。
でも睡眠時無呼吸症候群の診断はでなかったんですよね。止まっている回数が足りないとかで。
ただ息苦しいのが残ってしまい、夜中に何度も起きたりしていました。
そんな時に、口ふさぎテープなるアイテムを見つけました。
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これは空港の薬局で見つけました。
というのも、鼻がつまったまま飛行機の中で寝ていると、口呼吸で起きたときのどがものすごく痛いので、濡れマスクを探していたんですよね。
そんなときに見つけてしまったので、試しに一つ買ってみたんです。
中身は本当にただのテープ。幅1㎝×長さ3cmくらいのテープです。
これを口の真ん中に貼って寝るだけ。
最初は息がつまって死ぬんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、使ってみるとのどは全く痛くないし、なにより目覚めたときの不快感がない!
そもそもなんで鼻があるのか
でもよく考えたら、何のために鼻があるのでしょう。私は鼻炎持ちだったので小学校の頃から口で息を吸えばいいじゃないかと考えていましたが、
鼻は臭いをかぎ分けるだけではないんですね。
鼻呼吸をすると、外の異物を鼻毛などで取り除いてくれるんです。また、吸う空気が乾燥しているか湿っているかも大きな違いでした。
口呼吸より鼻呼吸を勧める最大の理由
口呼吸では吸う空気に十分な湿気が含まれず、乾燥した冷たい空気が肺に入ってしまいます。冷たい空気、乾燥といえば、インフルエンザの大好物です。
口呼吸してたら風邪をひきやすくもなりますね。
ランニング時に気づいたこと
そんなことを調べた後、家の近くをランニングしていたとき。鼻で吸って口から吐くと、呼吸が楽になることに気づきました。
冷たく乾燥した空気より、鼻を通して湿った空気の方が、肺でのガス交換がうまくできているんじゃないかと感じました。
口の穴を鼻サイズにする
鼻がつまって大口を開けていびきをかくなら、口の真ん中を閉じて両脇を鼻の穴サイズにすればいいと、先ほどのテープをつくった人は考えたのか。うーんまさにコロンブスの卵!
そうして今も口ふさぎテープを愛用する筆者なのでした。
酸欠は脳に悪い
いや筆者の睡眠事情なんてどうでもいいんです。どう考えたって酸欠は脳に悪影響を与えますよねという話です。
だって苦しいですから。
寝覚めが悪くなるのも当然と言えば当然。
朝すぐに活動できないのはこのせいだったのかもしれません。
実際このテープを使ってから
・風邪をひかない
・起きたときにのどが痛くならない
・すっきり目覚める
の3点セットを手に入れることができました。
しっかり眠るってこういうことだったんだ!と生まれて初めて(?)体感しました。
寝覚めがいいのでなんだかやる気も出てきます。今まで「寝るのが怖い、次の日の朝が来なければいいのに」と考えていたのがうそみたいです。☜病んでる
思考もすっきり整理されて、朝から勉強する気が起きました。
寝覚めが悪いせいで活動できないと思っている人はぜひ試してみてください。
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