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大学入学共通テスト 生物 の分析

全体について

大問数は6、問題量は27問であった。

大問1について

ラクトースの代謝に関連する問題。遺伝子頻度、遺伝子発現と絡めていたが、知らなくても考察で解ける問題があり、共通テストの新傾向なのかと感じた。

大問2について

外来生物に関する考察問題。問題文にしたがってグラフを見ていけば解ける問題であり、落としたくない問題。

大問3について

生産構造図についての問題、設問が非常に丁寧であり、よく読めば知識のない人でも解ける問題であった。問題文と図表をきちんと読めるかが問われている。

大問4について

動物の行動についての問題。実験の結果としては表1を見れば良いだけであり、選択肢もわかりやすい。これもあまり落としたくない問題である。

大問5について

植物をテーマにした問題。センター試験に似た形式の考察問題であった。これは知識と考察を必要とするものであり、与えられた実験ではなく、自分で実験を組み立てる際の思考力を問われている。

大問6について

眼の発生に関する実験問題。知識問題もあるが、結果をどう捉えるか問うものが多かった。

まとめ

全体的に知識問題が減り、実験結果をグラフや表からどのように考察するかを問われていると感じた。大学に入る前に身につけておいて欲しいという意図なのだろうか。全体として計算も少なく、難しい実験もなかったので平均点は高くなるだろう。