明治薬科大学は東京都清瀬市にある薬科大学です。
6年制の薬学科と4年制の生命創薬科学科を設置しています。
キャンパスはJR武蔵野線の新秋津駅から徒歩17分に立地し、千葉県東葛部からであれば通えなくはないと思われる(新八柱や東松戸から1時間程度)
入試方式
明治薬科大学の入試方式は学科によって異なります。
【薬学科】
① 公募制推薦[学校推薦型選抜](専願) 25名
② 公募制推薦[学校推薦型選抜](併願) 15名
③ 一般選抜A方式(共通テスト利用入試・個別試験なし)10名
④ 一般選抜B方式前期(個別試験のみ)110名
⑤ 一般選抜B方式後期(個別試験のみ)30名
⑥ 一般選抜C方式(共通テスト・個別試験併用制)20名
【薬科学科】
① 公募制推薦[学校推薦型選抜](併願)5名
② 一般選抜A方式(共通テスト利用入試・個別試験なし)5名
③ 一般選抜B方式前期(個別試験のみ)25名
④ 一般選抜B方式後期(個別試験のみ)15名
⑤ 一般選抜C方式(共通テスト・個別試験併用制)5名
入学者選抜要項はコチラを確認してください。
入試科目
共通テスト | 個別試験 | |||||||||||
国語 | 外国語 | 数学ⅠA | 数学ⅡB | 物理 | 化学 | 生物 | 英語 | 数学 | 化学 | 生物 | 面接 | |
公募制推薦 | ー | コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現 | ⅠAⅡB(数列・ベクトル) |
化学基礎・化学 (有機化合物と人間生活、高分子化合物の性質と利用は除く) |
ー | ◎ | ||||||
一般入試 A方式 | ー |
必須 リス有 |
必須 | 必須 | 1科目選択 |
ー
|
ー | |||||
200 | 100 | 100 | 200 | |||||||||
一般入試 B方式前期 | ー | コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ | ⅠAⅡB(数列・ベクトル) | 化学基礎・化学(有機化合物と人間生活、高分子化合物の性質と利用は除く) | ー | ー | ||||||
100 | 100 | 100 | ||||||||||
一般入試 B方式後期 | ー | コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ | ⅠAⅡB(数列・ベクトル) | 化学基礎・化学(有機化合物と人間生活、高分子化合物の性質と利用は除く) | 生物基礎・生物 | ー | ||||||
100 | 100 |
150 化学か生物のどちらかは当日決める |
||||||||||
一般入試 C方式(共通テスト、個別試験併用制) | どちらかから1科目 | 必須 | 1科目選択 | ー | ー | 化学基礎・化学(有機化合物と人間生活、高分子化合物の性質と利用は除く) | ー | ー | ||||
200 | 100 | 100 | 200 |
合格最低点
年度・学科 | A方式 | B方式 | C方式 | ||
前期 | 後期 | ||||
2021 | 薬 | 495 | 163 / 300 | 264 / 350 | 449 |
生命創薬科 | 442 | 149 / 300 | 219 / 350 | 386 | |
2020 | 薬 | 473 | 179 / 300 | 221 / 350 | 440 |
生命創薬科 | 395 | 155 / 300 | 180 / 350 | 380 | |
2019 | 薬 | 493 | 194 / 300 | 245 / 350 | 474 |
生命創薬科 | 420 | 165 / 300 | 188 / 350 | 402 |
明治薬科大学の数学
【入試方式】
明治薬科大学の個別試験では公募制推薦、B方式前期、B方式後期で数学が課されます。(A方式、C方式では共通テストで数学ⅠAが必須、ⅡBは選択しないことも可能)
【問題数と時間】
個別試験では大問4題が出題され、公募制推薦では60分、B方式では70分となっています。
【出題範囲】
出題範囲はいずれもⅠAⅡB(Bはベクトルと数列)です。
【形式】
記述方式を採用。大問1は小問で構成されており、公式を利用した一問一答となっている。
大問2〜4は5問含まれており、基本問題から標準問題へと誘導していく形式をとっている。
問題文自体が意味不明ということはあまりないが、計算量が多いので、丁寧に素早く処理する力が求められる。
途中で違う分野の問題へ変わることもあるので、融合問題にも慣れておく必要がある。
攻略勉強法
やや難易度の高い問題も出題されているが、基本問題で絶対に取りこぼさないようにしてほしい。
公式がまだ怪しい人は今からでも遅くないので学校の問題集を即答できるようにすること。
標準問題の解法の取得には黄チャートか基礎問題精講の例題を一通り解けるようにして、一度過去問を解いてみよう。
その中で弱い分野があれば再びチャート式や問題精講に戻り、類題や章末問題が解けるか確認しておこう。
また、一度解いた年度の問題でも、時間内に全て解き切ることができるのか、計算練習も兼ねてやること、問題文のどこを注意してみるか、どの用語に着目して発想すればいいかまとめておくこと。
数学が苦手な子は誰もが取れる問題を取りこぼさないように確実な計算力をつけよう。
得意な子は標準問題精講や、1対1対応の演習などに進んでも良いでしょう。